音楽&オーディオの小部屋

クラシック音楽とオーディオが主体です

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「今が良ければすべて良し」かな?

一昨日の土曜日(28日)は午前と午後にかけて2組のお客さんの来訪があった。まずは午前中のお客さんから。現在、福岡市在住の大学2年生(文学部)で、姪(姉の長女)の子供が来てくれた。仮に「S子ちゃん」としておこう。8年前に94歳で亡くなった母…

オーディオにおける「失敗の本質」~その1~

先日のブログ「推敲という言葉の由来」(2019・9・12)で話題にした経営学者「野中郁次郎」氏の「私の履歴書」(日経新聞)掲載の件だが、ようやく名著「失敗の本質」に関わる待望のエピソードが記事に登場した。 おそらく多数の読者におかれては、そ…

水増しされた交響曲、そしてブログ

一昨日(26日)のことだった。懇意にさせていただいているメル友の「I」さん(東海地方)から「このところブログが、ほぼ日刊になっていますね。読者として大歓迎です。」というメールをいただいた。そう言っていただくと光栄です(笑)。ブログを始めてか…

人間は夜よりも朝の方が賢い

オーディオを長年やっていると、どうしてこんなに大切なことをずっと放っていたんだろうという事件にときどき遭遇する。そう、それは自分にとって大きな後悔を伴う「事件」としか言い様がないのだ(笑)。経緯を説明しよう。このところ同じグッドマンの「ト…

村上春樹さんの「バイロイト日記」を読む

いつも新聞のセンセーショナルな見出し広告に釣られて読むものの、期待を裏切られてもう買わないぞと誓うのだが、ほとぼりが冷めるとつい手が出てしまう月刊誌「文藝春秋」。 ただし、今回の10月号はそれなりの意義があった。なぜなら作家の村上春樹さんが…

四大歌手による「四つの最後の歌」の聴き比べ~その2~

前々回からの続きです。人生の終盤に差し掛かった時にこれほどふさわしい曲はないと思うのがソプラノ歌曲集「四つの最後の歌」(R・シュトラウス)だ。「シュワルツコップ(ジョージ・セル指揮)、フラグスタート(フルトヴェングラー指揮)、バーバラ・ボニ…

大山鳴動して鼠一匹

前々回からの続きです。せっかく休暇中だった「AXIOM80」(復刻版)を表舞台に登場させたのはいいものの、自然な響きという長所とは裏腹に迫力に乏しいという短所が織り交ざって、簡単に決着がつかないところがいかにもオーディオらしいところだ。奥が深くて…

四大歌手による「4つの最後の歌」の聴き比べ~その1~

先日のブログ「ドナルド・キーンさんのオペラへの熱情に打たれて」(2019・9・14)の末尾で話題にしたソプラノ歌手の「キルステン・フラグスタート」の件について。 主に1940年代に活躍した歌手だから記憶にある方は少ないと思うが、その十八番(…

あちら立てればこちらが立たぬ

前々回からの続きになります。さて、一般的にみて秋の足音が近づくとともにオーディオ愛好度が増加するようですよ。たとえばオークションに出品を委託している仲間の話によると、真夏はオーディオ機器の相場がさっぱりだけど秋~冬になると目に見えて上がっ…

長寿の謎を解く

つい先日のことランキングのバックナンバーを見ていたら12年前に投稿した「長寿の謎を解く」が上位に入っていた。 内容については投稿した本人がすっかり忘れていたくらいだから、読者におかれてはもう言わずもがなでしょう(笑)。「健康で長生き」はどな…

野分(のわき)立つ→気分爽快→オーディオ改変

秋の季語として「野分(のわき)立つ」という言葉があるが、毎朝のウォーキング時に爽やかな風が気持ちよく秋の気配を運んできてくれるようになった。これまではわざわざ日陰を選んで歩いていたのに、ことさら気にしないようになってこういう時に季節の変わ…

桜庭一樹さんの「文庫オールタイムベスト10」

今朝(19日)4時頃に起きたときの室温は22度、湿度は70%と、すっかり秋の気配が漂ってきました。さあ、いよいよ「読書の秋」の到来ですよ~。作家の「桜庭一樹(さくらば かずき)」さんといえば、男性みたいな名前だがれっきとした女性(1971年…

光分配器と黄金ルート

オーディオ愛好家の中で左右のスピーカーの間にテレビを(大型スクリーンでもいいが)設置されている方はどのくらいの割合なんだろうと思うことがときどきある。言い換えるとオーディオシステムを「音楽を聴くためにだけある」派と「音楽やテレビ番組を幅広…

脳を鍛えるには運動しかない

現在、我が家で日常生活のメインに位置づけしているのは「運動」(午前と午後の各1回)である。まあ、意識して時間を割いている意味でという注釈付きだが「音楽&オーディオ」よりも上位なので意外に思う方がいらっしゃるかもしれない(笑)。なぜこれほど…

「いい音」の決め手は「品格」でいこう

1週間前のことだった。「アレっ、AXIOM80がありませんね!」と、部屋に入るなりオーディオ仲間が残念そうに呟いた。「ええ、そうなんです。ときどきあの独特の神経質さが”鼻につく”ことがあってこのところ休養させています。そもそも(本格的な)低音が出な…

「オペラ」への熱情に打たれて

前回からの続きです。ドナルド・キーンさんの著作「オペラへようこそ!」を読み終えたところ、オペラに対する熱情にすっかり感化されてしまい、何だかずっと昔からのオペラファンだったような錯覚を覚えてしまった(笑)。それほど本書にはオペラに対する熱…

「オペラ狂」だったドナルド・キーンさん

つい先日のこと、運動ジムでエアロバイクを漕いでいたら「BGM」で何ともご機嫌なサウンドが聞こえてきた。このところ、聴くと心が浮き浮きしてきていつも気になっている曲である。バイクを中断して、たまたま接客してなかったトレーナーさん(妙齢のすこぶる…

「推敲」という言葉の由来

つい先日、日本経済新聞の文化欄に「推敲」(すいこう)という言葉の「由来」が書かれてあった。言葉の意味はもう言わずもがなですよね(笑)。その由来について、要約すると「中国の唐の時代の故事や逸話を集めた「唐詩紀事(とうしきじ)」という書があり…

オーディオにおける「正しい音」とは

前回からの続きです。オーディオシステムから「魅力的な音」(好みの音)を引き出そうと思えば、地獄の苦しみを味わうことになるが、奇妙な快感を伴うことも事実で、世の中には自分も含めて音質依存症になる人が結構いるのはご同慶の至り(笑)。せっかく「…

無難な音、魅力的な音、そして正しい音

いつも思うのだがオーディオ愛好家が百人いるとすればまさに「百人百様」で、好きな曲目や好きなサウンドが完全に一致することはまずあり得ない。たとえば仲間が試聴にやってきて当方の好きな曲目を一緒に聴いてもらいながら、そろそろ”さわり”の個所がやっ…

「プリアンプ不要論」の後日談

このブログの取り柄は一に「オーディオ」記事にかかっていると思っているが、このところ一頃の勢い(アクセス数)が無くなってしまった(笑)。飽きられたのか、それとも極めてマイナーな分野の限界なのか、はたまた筆力不足のせいかどうも理由は判然としな…

「薄氷を踏むような人生」とは

このところ、テレビの「モーニングショー」「アフタヌーンショー」では呆れるほど韓国の話題で持ち切りだ。次期法相候補のスキャンダル騒ぎが主だが、相手が韓国ともなると「対岸の火事と喧嘩は大きければ大きいほど面白い」(笑)。「ソウル大学の法学部教…

このアンプはこんな音でしたかね?

前回からの続きです。レコードに変わってCDが登場したのは1980年代初頭だが、それ以降、「プリアンプ不要論」が台頭したが、はたして(プリアンプが)あった方がいいのかどうか、延々と論争が尽きない課題に対して、仲間を交えての実験(8月31日)は…

古くて新しい課題「プリアンプ不要論」

これまで飽きもせずにオーディオを延々と50年近く続けてきたが、長いことが果たしていいことなのか、どうなのか。文豪「夏目漱石」は若き日の「芥川龍之介」に対して「人は才能の前には頭を下げないが、黙々と働く牛のような努力に対しては自然と頭を垂れ…

近未来、モーツァルトの新作オペラが聴けるかも!

さあ、いよいよ今日から9月ですね。9月といえば暑かった夏の想い出と爽やかな秋への橋渡しをしてくれる月だが「セプテンバー・ソング」という歌があるように、(月の)名前がそのまま曲目のタイトルになるのは珍しい。ネットの受け売りだが、この歌には「…